公開日: 最終更新日: 2021年02月
マイクロスコープを選ぶ時、何を基準にして選べばよいのでしょうか?まず思い浮かぶのが倍率だと思うのですが、それより重要なのが観察範囲(視野範囲)なのです。

マイクロスコープの倍率選定

マイクロスコープ倍率を選定する際、観察範囲(視野範囲)が重要になってきます。
倍率観察範囲(視野範囲)の関係について、イラスト図で説明します。

例として、白い紙に印字された”A”という文字を観察してみます。イラストの四角い枠組みはモニター画面です。
縦と横の寸法マイクロスコープ によってモニターに映し出されている範囲です。これが観察範囲(視野範囲)です。
マイクロスコープ倍率を50倍にすると8mmx4mmの範囲が画面に映ります。ここではその範囲の中に小さくAという文字が映し出されています。

マイクロスコープ倍率を50倍→100倍→200倍→400倍へと高くするほど”A”の文字は拡大され細部がわかりやすくなります。このようにして拡大して見ていくことを拡大観察といいます。

倍率を50倍から倍の100倍にすると、文字の大きさも2倍になります。ただし、観察範囲(視野範囲)は縦横とも半分になります。
倍率を50倍から400倍にすると文字の大きさは8倍になりますが、観察範囲(視野範囲)は縦横とも1/8になります。つまり、倍率が高くなるほど、比例して観察範囲(視野範囲)は狭くなっていきます。

マイクロスコープを選定される際、倍率で選定されるのではなく、どのくらいの範囲まで拡大して観察したいか、観察範囲(視野範囲)から選定されることをお薦めします。

マイクロスコープ観察範囲(視野範囲)や倍率について、またマイクロスコープの選定についてお困りの方は弊社営業までお問い合わせください。

アダプタレンズによる倍率変更

倍率をもっと上げて、高倍率観察したい。
倍率をもっと下げて、観察範囲を広げたい。
焦点距離を、もっと長くしたい。

マイクロスコープで観察を続けていると、このような要求が出てくるときがあると思います。
そんな時は、アダプタレンズがあります。
当社のマイクロスコープDS-400C,DS-330HDには、オプションレンズとして0.5倍、2.0倍の2種類のアダプタレンズをご用意しています。アダプタレンズを装着することによって、マイクロスコープ全体の倍率を変えることができます。

アダプタレンズの特長

名称 2倍アダプタレンズ 0.5倍アダプタレンズ
画像
倍率 2倍 0.5倍
効果 DS-400C 50~300倍→100~600倍
DS-330HD 60~420倍→120~840倍
DS-400 50~300倍→25~150倍
DS-330HD 60~420倍→30~210倍
こんな時に ワークの表面に不具合が見つかったが、さらに倍率をあげて、確認したい 今まで50倍以上での観察がほとんどだったが、もう少し低い倍率(=もう少し広い視野範囲)での観察が必要になった。
焦点距離 45mm(標準距離90mmの半分) 180mm (標準距離90mmの2倍)
こんな時に 保有している顕微鏡では、焦点距離が数ミリしかないので、レンズがワークにぶつかってしまう。
もう数センチ取れればよいのだが!
大きいワークを、交換するときにスコープにぶつからないよう気を使っている。もう少し距離があると助かるのに!
時々、低倍でのワークの切削状態を観察するが、水しぶきがマイクロスコープにかからないか心配。距離を長くとれないだろうか!

アダプタレンズの取り付け方

どちらのレンズも取り付け方は簡単!

マイクロスコープ先端部の1倍レンズを外し、アダプタレンズと交換するだけです。装着はスクリュー式です
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