公開日:2020年7月29日 最終更新日:2020年07月29日

金属の反射を抑えた観察方法

マイクロスコープで光沢のある金属を観察するとき、どうしても反射に悩まされます。
観察したい部分がハレーションを起こして、表面の状態がわからない。
このような経験はありませんか?
今回弊社のコンパクトタイプPCマイクロスコープDS-3Aで、ハレーションを起こしやすい金属に対する観察方法の一部を紹介します。
腕時計のバンド部分で説明します。

  • 時計バンドの部分を50倍に拡大観察してみます。

DS-3Aシリーズには、LED照明の内光、外光の切り替えスイッチがついています。

内光・外光ともに点灯させて観察してみます。
傷があるようですが、中心部がハレーションのために、よくわかりません。


  • スコープの照明部を真下から見た画像

真上から照らす内光をOFFにして、周りからの外光のみにしてみます。
だいぶ見やすくなりました。中心部のキズがわかります。
それでも一部はハレーションのため、見えていません。

DS-3Aシリーズには、反射を抑える拡散フィルターが付属しています。
乳白色の板が照明を拡散して和らげてくれます。

フィルターで拡散される分、少し照度が落ちるため、内・外光ともに点灯させます。
フィルターで若干、画像が円滑化されるものの、表面全体がわかるようになってきました。
部分的に明るさが強いところがあります。明るさの微調整が必要なようです。

DS-3Aシリーズでは、カメラの設定をお客様が自由に変えることができます。
その一つに、明るさを調整する露出機能があり、自動と手動の切り替えができます。
上の画像は自動のため、全体が明るく見えるように自動調整されてしまいました。
手動に切り替えて、微妙な明るさを調整してみましょう。
切り替えは自動の☑を外すだけです。

内・外光とも点灯させ、拡散フィルターを 未使用をの場合、使用の場合で試してみます。

拡散フィルター未使用の場合。(内光・外光点灯、露出は手動、拡散フィルター未使用)
明るさが抑えられ、一部にハレーションは残るものの、キズが強調された画像になります。

拡散フィルター使用の場合。(内光・外光点灯、露出は手動、拡散フィルター使用)
いい感じです。
表面の細かな筋もしっかり見えます。
これで、安心して光沢のある金属の検査に使用できます。

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