マイクロスコープを選ぶ時、何を基準にして選べばよいのでしょうか?まず思い浮かぶのが倍率だと思うのですが、それより重要なのが観察範囲(視野範囲)なのです。

マイクロスコープの倍率選定

マイクロスコープの倍率を選定する際、観察範囲(視野範囲)が重要になってきます。
倍率と観察範囲(視野範囲)の関係について、イラスト図で説明します。

例として、弊社のコンパクトPCマイクロスコープDS-3Aを使用し、白い紙に印字された”A”という文字を観察してみます。イラストの四角い枠組みはモニター画面です。縦と横の寸法はマイクロスコープによってモニターに映し出されている範囲です。これが観察範囲(視野範囲)です。

マイクロスコープの倍率を50倍にすると8mmx4mmの範囲が画面に映ります。ここではその範囲の中に小さくAという文字が映し出されています。

マイクロスコープの倍率を50倍→100倍→200倍→400倍へと高くするほど”A”の文字は拡大され細部がわかりやすくなります。このようにして拡大して見ていくことを拡大観察といいます。

倍率を50倍から倍の100倍にすると、文字の大きさも2倍になります。ただし、観察範囲(視野範囲)は縦横とも半分になります。
倍率を50倍から400倍にすると文字の大きさは8倍になりますが、観察範囲(視野範囲)は縦横とも1/8になります。つまり、倍率が高くなるほど、比例して観察範囲(視野範囲)は狭くなっていきます。

マイクロスコープを選定される際、倍率で選定されるのではなく、どのくらいの範囲まで拡大して観察したいか、観察範囲(視野範囲)から選定されることをお薦めします。

マイクロスコープの観察範囲(視野範囲)や倍率について、またマイクロスコープの選定についてお困りの方は弊社営業までお問い合わせください。